今日手入れに行ったお客様のおばあちゃんが深刻そうに話しかけてきました。
おばあちゃん 「庭師さんに頼みごとがあるんじゃがのぅ...昨日の夜どうしたらいいか考えて眠れやしなかったんじゃ」
私 「私がることできることでしたらなんでもしますよ」と、少し緊張しながら答えた。
おばあちゃん 「畑の梅の枝を切ってほしいんじゃがのぅ...」
詳しく話を聞くと、昨日ご自分で少し切ったけれど、大変でできなかったそうだ。昨晩はどうしたらいいか考えていて眠れなかったそうです。
もっと驚くようなことを頼まれるかと思っていたのでホッとしました。
休憩時間に梅を剪定しました。おばあちゃんはすごく喜んでいて、私もなんだか嬉しくなりました。
しかし、おばあちゃんはすごい90歳くらいだと思うのですが、お一人で広い畑の世話をしています。時々野菜を頂くのですが、とてもおいしい野菜です。完全無農薬だそうです。腰がすっかり曲がっているのに元気に畑仕事をしているのを見ると感心してしまいます。
今日はおばあちゃんがゆっくり寝られるといいなぁ
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岩手の宝 (水曜日, 01 6月 2011 12:47)
ばぁちゃんそんなにかしこまらなくても
....なんかに
泣きそうになった
庭屋縁 (水曜日, 01 6月 2011 23:54)
>>岩手の宝さん
そうですよね。気軽に頼んでくださいと言って来ました。頼りにされてうれしかったです。90歳を超えてもご自分で何とかしようとする姿を見て、とても感動しました。「活きる」という感じが伝わってきました。私もそうなりたいもんです。